阪急六甲駅を南に出てすぐのところにある、南北に細長い神社です。
上空から見ると一目瞭然なのですが、敷地部分だけがこんもり緑に覆われていて、
まさに「都会のオアシス」です。
▲鳥居をくぐると長い石畳が拝殿に向かって続きます
鳥居をくぐった最初の印象は、森林浴をしているときのような、涼しい空気に
吸い込まれるイメージです。
駅から近いこともあって、敷地内のベンチで休憩や散歩をされている方がいらっしゃいました。
外国の方も大勢来られているようです。
少し奥に入れば、たくさんの鳩が羽を休めている風景が見受けられます。
ここを憩いの場としているのは、人だけではないようです。
木陰で涼しいことや神聖な雰囲気が、気持ちを落ち着かせてくれるのでしょう。
逆三角形の緑広がる敷地
本殿は重要文化財
「六甲八幡神社」は、萬寿3年(1026年)に水原武信なる人物が八幡神を祀ったのが起源。
その後、平清盛が京都岩清水八幡宮を勧請し、地名も八幡に改められたそうです。
特徴的なのは、本殿が拝殿に隠れていること。
神社のメインである本殿の前は、本殿が見渡せるよう何もない空間があるのが一般的
なのですが、六甲八幡神社は本殿の真ん前に拝殿があり、横から回り込まないと
見られない造りになっています。ちょっと「神秘的だな」と感じました。
また、"厄除けの神社"としても知られていて毎年1月18日・19日には『厄神祭』という
神事が行われます。

▲奥に隠れた朱塗りの建物が本殿。手前の拝殿に隠れているので、東側からしか見えません
住民に親しまれて数百年
利用法は十人十色
神社の一角でたくさんの絵馬を見つけました。
願い事は「神戸大学に合格」など、付近の学校に関するものも目立ちます。
拝殿で熱心にお祈りしている方も見かけました
今も昔も地元の方々に親しまれているんですね。
境内には公園もあります。
子供たちが遊具で元気に遊んでいたり、大学生のアカペラグループが練習を行なったり、
住民の方々に広く愛用されている模様です。
いろいろな人が思い思いに余暇を過ごしていく、そんな神域でした。

▲脇の公園では地元の方々がのんびり過ごされています
六甲八幡神社
住所:神戸市灘区八幡町3-6-5
電話:078-851-7602